【Active Directory】削除したオブジェクトをごみ箱から復元する

Microsoft Windows

Active Directory ユーザーやコンピューターオブジェクトなど誤って削除してしまったオブジェクトは、Active Directory ごみ箱機能が有効化されている環境であれば、 Active Directory 管理センターもしくは Windows PowerShell から操作を行うことでオブジェクトの復元をすることが可能です。

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削除済みオブジェクトを復元する

それでは、削除済みオブジェクトの復元を行っていきます。Active Directory ごみ箱機能が有効化された後に削除されたオブジェクトが対象となります。

そもそもごみ箱機能が構成されていないという場合は、以下の記事を参考に有効化設定を行うことをおすすめします。(有効化前に削除されたオブジェクトについては、復元することはできません。)

【Active Directory】削除したオブジェクトの復元「ごみ箱機能」の有効化
Active Directory のごみ箱機能は、Windows Server 2008 R2 から追加された機能であり、このごみ箱機能によって誤って削除してしまったユーザーやコンピューターオブジェクトなどをいちいちバックアップから A...

削除済みオブジェクトの確認

まず、削除済みのオブジェクトを確認します。以下のコマンドを実行して、既に削除してしまったオブジェクトの情報を確認します。

 

PowerShell コマンド

Get-ADObject -filter {isDeleted -eq $true} –IncludeDeletedObjects

実行例

PS C:\Users\Administrator> Get-ADObject -filter {isDeleted -eq $true} –IncludeDeletedObjects

Deleted : True
DistinguishedName : CN=Deleted Objects,DC=contoso,DC=com
Name : Deleted Objects
ObjectClass : container
ObjectGUID : 24e3af70-e9e7-4a96-9b1b-************

Deleted : True
DistinguishedName : CN=user01\0ADEL:47922b79-2a1b-4aa7-9574-fb05cd2e****,CN=Deleted Objects,DC=contoso,DC=com
Name : user01
DEL:47922b79-2a1b-4aa7-9574-fb05cd2e****
ObjectClass : user
ObjectGUID : 47821b79-2b1a-4aa7-9574-************

出力結果から、復旧する対象オブジェクトの「ObjectGUID」の部分の値を確認します。

削除済みオブジェクトの復元

次に確認したオブジェクト GUID を元に、復旧したいオブジェクトの復元を行います。以下のコマンドを参考に Restore-ADObject コマンドにて、さきほど確認したオブジェクト GUID を指定して実行します。

 

PowerShell コマンド

Restore-ADObject <削除したオブジェクトの識別名>

実行例

PS C:\Users\Administrator> Restore-ADObject 47821b79-2b1a-4aa7-9574-************
PS C:\Users\Administrator>

以上でオブジェクトの復旧は完了となります。

 

Active Directory ユーザーとコンピューターなどでオブジェクトが復旧されている事を確認しましょう。

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