評価版の Windows OS ですが、初回の利用期限を迎えても数回であれば期限を延長することができます。猶予期限が切れたまま使用している(評価版認証を行っていない場合も同様)と、1時間ごとに強制的に OS がシャットダウンされてしまうので、猶予期限が切れる前に利用期限の延長を行う必要があります。
ライセンス猶予期限の延長方法
ライセンス猶予期限を延長する方法は、以下の2通りの方法があります。
- “マイクロソフト ライセンス認証窓口” での電話認証
- インターネット接続でのオンライン認証
ただ、評価版OSに関しては窓口での電話認証はできないようですので、インターネット接続によるオンライン認証のみ可能という形になります。
評価版ソフトウェアの利用に関する注意事項について、別の記事で解説していますので興味があればご参考にしていただければと思います。
それでは、インターネットでのオンライン認証の方法について解説していきます。
ライセンスの猶予期間の確認
まずは、現在のライセンスの猶予期間の状態を確認します。
※ PowerShell もしくは コマンドプロンプトにて、以下のコマンドを実行します。
コマンド例
slmgr /dli
ライセンス猶予期限リセット回数の確認
次は、ライセンスの猶予期間リセット回数を確認します。
以下をコマンドで実行します。
コマンド例
slmgr /dlv
ライセンスの猶予期限をリセット
ライセンスの猶予期間をリセットします。
以下をコマンドで実行します。
猶予期限やリセット回数は評価版 OS によって変わります。
コマンド例
slmgr -rearm
以上が完了しましたら OS の再起動を行います。
再起動後、再度猶予期間を確認して期限が延長されている事を確認します。
これでライセンスの猶予期間を延長する事ができます。