今回は、iPhone の iOS バージョンのアップデートができずに試行錯誤した内容と行った対処法をまとめてみました。ネットで解決法を探しても見つからなかったので、同じような境遇の方のために残しておこうと思います。
iPhone のアップデートができない
iPhone は僕自身のものではなく、本人はあまり詳しくなかったため、日頃からアップデートは行っていなかったということでした。2020年8月末時点で 13.6.1 が最新であり、その時の端末側のバージョンは 10.x.x とかなり古い状態でした。
環境としては、
- 家にネット回線がない(Wi-Fi なし)
- パソコンがない(Windows / Mac どちらもなし)
- 機種変更前の端末は iPhone 7(64GB au版)
- iOS のバージョンは “10.xx“(マイナーバージョンは忘れました)
というもので、Wi-Fi 経由でのアップデートができなければ、他に対処法がないような感じでした。
アップデートの経緯と事象
iPhone のアップデートを行うことに至った経緯としては、
- iPhone の機種変更のためにキャリアのショップへ機種変更を予約する
- 窓口にてデータ移行のために iOS を最新まで上げるよう案内される
- ショップの Wi-Fi で iOS アップデートを行う
- iOS のアップデートができない
という感じでした。
実際に画面を見せてもらったところ、「アップデートをインストールできません」「“iOS 13.6.1” のインストールでエラーが起きました」とのメッセージが表示されていました。
この「アップデートをインストールできません」のメッセージを調べてみました。
※ちなみにエラーコード等は見当たりませんでした。
アップデートするためにやったこと
この「アップデートをインストールできません」のメッセージを元に調べてみたところ、出てきた対処法としては以下のものがありました。
- バッテリーが 50% 以上になるまで充電する
- iOS の再起動をする
- 端末内の空き容量を確保する
- アップデートファイルを再ダウンロードする
まあ、ここらへんは定番なので既に実施済み。
今回が iOS のバージョン的に “iOS 10.xx” のものから “iOS 13.6.1” へのアップデートとなり、メジャーバージョンを 3 つほど上げようとしている(このようなアップデートはあまり行わず、通常は「iOS 10」→「iOS 11」→「iOS 12」→「iOS 13」と段階的にアップデートしていくもの)なので、なんかしらのお作法があるのかなというところ。
対処法:iTunesから行いました
iPhone 単体ではできないのかなということで、試しに iTunes からアップデートを行ったところ、何事もなくアップデートすることができました。
行った方法は以下になります。
- iTunes から iPhone のバックアップ(念のため)
- iTunes から iPhone のアップデート
たったこれだけでした。
今回は mac の iTunes にて行っていますが、おそらく Windows でも iTunes 経由であればできるかと思います。
mac から アップデートを行う方法については、Apple のサポートページに記載がありました。
メジャーバージョンを段階的にではなく、いくつか飛ばしてアップデートを行う場合は iTunes が必須なのかという疑問は残りますが、一旦アップデートはできましたので同じような環境の場合は、iTunes 経由でアップデートを試してみてはいかがでしょうか。